社員紹介
大坪 美保
客室部 客室乗務員
2012年入社
地域で根ざすエアラインでCAに
私が初めて乗った飛行機はJACの飛行機でした。窓から見る景色にワクワクしながら乗ったことを覚えています。その後、CAになりたいという夢を持ち続け、学生時代に楽しんだ海外旅行で飛行機に乗る度に、CAとして働きたいと強く思っていました。JACのCAになる前は地元の金融機関で働いていましたが、そこで地元企業ならではのお客さまとの距離の近さや人の温かさを実感していたため、数ある航空会社の中でも、地元である鹿児島を拠点とし、地域に根ざしているJACのCAになって働きたいと思っていました。
保安要員としての役割の大きさとサービス要員としてのやりがいを感じて
現在は、ATR42-600型機とATR72-600型機に乗務しています。お客さまの旅が安心かつ安全なものになるよう、保安要員として一便一便、様々なことに意識を向けてフライトしています。時には安全面を最優先にするため、お客さまのご希望に沿いかねる時もあります。そのような時には、安全を考えた上での対応であるということをお客さまに理解していただけるように説明をします。そして、自分が「保安要員」であることの役割の大きさ改めて実感します。またフライトをする中で、自分一人では判断に迷うこともありますが、同乗クルーからアドバイスをもらい最善の対応ができるよう努めています。
JACは鹿児島県内の離島を結ぶ便を中心に西日本の空の便を運航しています。特に離島の方々にとっては生活路線となるため、交通インフラとしての重要な役割を担っており、老若男女問わず多くの方に搭乗していただいています。JAC便のフライトは長距離便ではないため、機内での時間やサービス、設備には限りがあります。その日その時のお客さまのフライトが快適で思い出になるような時間になってほしいと常々思っています。お客さまが何を望んでいるのか、どのようにすればもっと喜んでいただけるのか、自分にできることはないかなどを考えて動く、ここにサービス要員としてのやりがいを強く感じます。そして、自分が行動したことでお客さまが笑顔で飛行機をお降りになると自然と私も笑みがこぼれます。時には「あの時こうやって対応すべきだった」と後悔する日もよくあります。今日のフライトは決して昨日のものとは違います。そこに学ぶものが多くあると思っています。
地域をむすび、人をつなぐ
JACの就航地には、世界自然遺産である屋久島をはじめ、ぜひ一度は訪れていただきたい所がたくさんあります。また、奄美群島と沖縄を結ぶアイランドホッピングルートも開設しているので、空からの景色を堪能し美しい島々をもっと身近に感じていただきたいと思っています。それらの地域の魅力を皆さまに伝え、地域をむすび、人をつなぐ、これもJACの社員としての大切な役割の一つであると思っています。日々出会うお客さまとの出会いを大切にし、自分自身がそのことを体現できるようなCAになることを目指しています。