JAPAN AIR COMMUTER

pilots 運航乗務員

社員紹介

萬 康治郎

乗員部 ATR型機 機長
*撮影時は副操縦士
2013年入社

生まれ育った鹿児島の地で、憧れの大空へ

運航乗務員 萬康治郎

幼い頃、よく両親に地元の鹿児島空港に連れて行ってもらいました。大きなエンジン音とともに離発着する航空機や、翼を休めている飛行機の側で忙しそうに働く多くの作業車が、次の出発に向けて準備している姿を展望デッキから眺めるのが好きで、日が暮れるまで時間を忘れて眺め続けていた当時のワクワクした気持ちを、今でも鮮明に覚えています。高校生くらいから飛行機の側で働きたいと漠然と思うようになり、その想いはいつしか大空への憧れとなり、大学を選ぶ際にはパイロットになりたいという具体的な"夢"へとなりました。アメリカの大学で必要なライセンスを取得し、卒業後は地元の鹿児島に本社を構えるJACに入社しました。今は「地域の翼」の一員として、この地域の更なる発展に貢献すべく、安全運航を堅持しながら、お客さまの顔を思い浮かべ、日々乗務に臨んでいます。

一切の妥協は許されない、高品質な運航を追求する安全のプロフェッショナルとして

運航乗務員 社員紹介

運航乗務員は、「安全」を最優先にお客さまを目的地までお届けする重要な役割を担っています。パイロットの仕事は華やかなイメージの裏で、地道で、厳しい毎日の積み重ねが求められる仕事です。フライトに備えて気象情報、航空情報、整備状況、搭載燃料、など運航に必要なあらゆる情報を集め、安全で快適な空の旅をお客さまに提供するため、入念な準備を行います。実際のフライトでは計画したFLIGHT PLANに従って乗務しますが、航路上の天候や管制官からの指示など、様々な状況の変化に対応する柔軟性や、物事の本質を見極める洞察力、そして1つ1つの事象に対し冷静に判断し決断する力が求められます。また機長をリーダーとした1つのチームとして副操縦士、客室乗務員、管制官や地上スタッフとの間でのコミュニケーションを取り、チームワークを発揮することが安全運航のみならず、快適性や定時性を維持するのに非常に重要となります。運航乗務員はチームの一員としてお互いに助け合いながら、確実に業務を遂行する最終責任者として、最適なフライトを作り上げていきます。
まだまだ半人前で、今はまだパイロットとしての自信が生まれては消えるといったことのくり返しですが、百戦錬磨のキャプテンたちとフライトを共にする中で、高度な運航技術はもちろん、人間としてのカッコよさや器の大きさを目の当たりにし、自身の目指そうとする到達点の高さを実感する日々です。今は機長昇格という直近の目標に向けて、苦楽を共にする同期と一緒に、自己研鑽に励む毎日にとてもやりがいを感じています。

1日の仕事の流れ※乗務時の一例

運航乗務員 社員紹介
06:25

出社、航務へショウアップ、アルコール検査、飛行計画、気象情報等の確認

06:55

保安検査場を通り機側へ移動し、外部点検、客室乗務員とブリーフィング等出発準備を実施

07:25

鹿児島発徳之島行の乗務

09:15

徳之島発奄美大島行の乗務

10:25

奄美大島発徳之島行の乗務

11:25

徳之島発沖永良部行の乗務

12:25

沖永良部発那覇行の乗務

13:15

デブリーフィング、業務終了、ホテルへ移動(那覇泊)

経歴

運航乗務員 社員紹介

2013年4月 入社

入社後はまず航空会社の多様な現場を知るために地上業務を経験することに。各種業務に携わる中で、飛行機が様々な人たちに支えられて飛んでいることを改めて実感し、いっそう気が引き締まりました。

2014年8月 SAAB340B型機 副操縦士発令

フライトシミュレーターと実機での厳しい訓練、審査を経て、長年の夢であったエアラインパイロットとしてデビューすることができました。多くのお客様の命をお預かりし、操縦桿を握るその手には安全運航への使命と、とても重い責任を感じました。

2016年1月 DHC8-400型機 副操縦士発令

短期間での機種変更訓練でしたが、恵まれた訓練環境や多くの方々にサポートしていただきライセンスを取得できました。

2018年1月 ATR42,72-600型機 副操縦士発令

まだ鹿児島にATRのフライトシミュレーターができる前でしたので、シンガポールにて訓練を受けました。最新鋭のコックピットで毎日楽しくフライトできることは、私の誇りです。また、JAC乗員部には「Tutor制度」が設けられており、新入社員の訓練生が無事に昇格訓練を終えられるよう、先輩の副操縦士が担当についてフォローしていきます。私も先輩方から受け継いだ「共に学ぶ文化」を大切にし、後輩の育成にも努めていきます。

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